情シスが最も恐れる存在。
それは「幽霊」でも「呪い」でもなく、
職場で突如として発生する「インシデント」です。
「何もしていないのにパソコンが壊れました」
「LANケーブル差し込んだら
ネットワークに繋がらなくなりました」
「USBメモリが落ちてました」
情報セキュリティに詳しい優秀な情シスであるほど、
そんなインシデントが起きる前から“視える”そうです。
あなたには職場に潜むインシデントが
お分かりいただけるだろうか…?
このイベントではプロの怪談師が
実話をもとにした「情シスだけが怖い話」を披露し、
皆さまにインシデントの恐怖を追体験していただきます。
怪談を聞いたあなたの感覚は研ぎ澄まされ、
インシデントを霊視できる“霊シス”になれることでしょう。
イベントで披露される「情シスだけが怖い話」は、
情報セキュリティの専門家や、現場で働く情シスから聞いた実話をもとにしています。
ただの怪談ではなく、
実践的な学びにもつながる“ケーススタディ怪談”としてお楽しみください。
投稿者名:ひげDandy
これは私が情シス1年生の時、拠点にあるサーバーラックのUPS交換を頼まれ、情シスの居ない拠点へ1人で出張しました。とても不安だったのですが、上司が「ビデオ会議で繋いで画面を見ながら指示するから大丈夫だよ」と言ってくれたので少し安心しました。
作業当日、UPS交換をするために、まずは今ささっているUPSのケーブルを抜きました。新しいケーブルを差し込もうとするのですが、何回やってもコネクターが合いません。挿すところが違うのか?上司からは「早くして」「コネクターが合わないワケないでしょ!」と急かされますが、一向に挿さりません。
すると上司から「あれ、サーバーの予備電源は10分しかもたないけど大丈夫?電源落ちたらネットも電話も全部止まっちゃうよ?」という一言が。そのタイミングで作業開始から9分47秒。急いで元のUPSを挿し直し、ギリギリで元の環境に戻すことができました。
後日原因を確認したところ、メーカーがコネクターの型が違うUPSを送っていたそうです。
投稿者名:Gakkey
これは私が自社の基幹システムのリプレイス案件を外注先と進めていたときのこと。要件に関する先方からのヒアリングが甘く、請負契約にもかかわらず、6ヶ月分の工数を増やさないと到底完成しないことが発覚し、追加の見積りを提示されたのです。
我々としてはもともと巨額の費用を計上していたこともあり、これ以上の追加費用は難しく、また「ヒアリングが甘いのではないか」とは初期段階から指摘していたところだったので、先方の要求を飲むわけにもいきません。
先方との会議前、部下と「私がなだめ役、部下がキレ役と役割分担してやろう」と打ち合わせて会議に臨みました。お互いに自社オフィスの会議室から繋いでのリモート会議。予定通り、部下にキレてほしいタイミングになったので「今だ!キレてみて!!」とチャットを送りました。
しかし、部下は一向にキレる気配がありません。それどころか、顔面蒼白でこちらを見て、なぜか目の前のテレビ会議モニターを指差しています。「どうしたんだろう…?」と思っておそるおそるモニターを見ると、先ほど送ったチャット画面が、先方とのテレビ会議画面にはっきりと共有されていました。
投稿者名:オタスケジョーさん
これは私がとある企業に情シスとして着任したときの出来事です。会社としてスマートフォンを100台ほど契約していたのですが、毎月の費用が1万円×台数かかっており、年間で1,200万円もの費用になっていました。
「おかしいな…会社でまとめて契約しているのに、個人で契約するのと同じ金額がかかっている気がする…」
しかし、上司や同僚に聞いても「前任の人からはその値段が正規って聞きましたよ」という回答しか得られません。おかしいな…変だな…と思い、契約してる会社にこっそり「企業向け価格はないのでしょうか?」と聞いてみました。すると「ありますよ、電話かけ放題で5000円以下になるプランが」との回答が。以来わたしはこの会社のことが何も信じられなくなりました。
世にも恐ろしい事例の数々をご報告するのは、2人の怪談師です。
人を怖がらせるプロが、その臨場感あふれる巧みな話術で、
あなたを最恐の現場にお連れします。
怪談師/作家。猫、酒場、映画、料理、深海魚、お化け屋敷が好き。第7回『幽』怪談実話コンテスト優秀賞、怪談最恐戦2020優勝。漫画『厭談夜話』(原作担当)サンデーうぇぶり連載中。著作『厭談』シリーズ、『自宅怪談』『予言怪談』『代々木怪談』『趣魅怪談』他多数。
1992年生まれ。横浜市出身。稲荷神社好き。事故や病気等で入院をすると、嬉々として病院内で怪談取材をする。怪談最恐戦2022優勝。Tokyo Kwaidan Festival 2024優勝。著書「実話奇談 異怪の門」(竹書房)
イベント会場は御茶ノ水から徒歩圏内にある神田明神ホールです。
会場がある神田明神は、予期せぬフリーズなどのPCトラブルから情報漏洩に至るまで
ご利益がある「IT情報安全守護」のお守りが有名で、
毎年多くのIT業界関係者が参拝する“情シスの聖地”でもあります。
神田明神ホールは神田明神の境内に立地
PCトラブルや情報漏洩にもご利益があるお守り
イベントでは惜しくも語られなかった珠玉のエピソードを会場内に掲示します。参加者の皆さまには、特に怖かった話にお札を貼って封印していただきます。
イベント後には、最も恐ろしかったエピソードに、おびただしいほどのお札が貼り付けられていることでしょう。
参加者の皆さまにはもれなく「標的型電子郵便封印札」を30枚セットでプレゼントします。
いつどこで来るか分からない「標的型攻撃メール」の危機意識を高めるために、同僚や上司にプレゼントしてPCに貼ってもらいましょう。
怪談を聞いて危機意識が高まったあとは、霊シスの皆さまで懇親会へご参加ください。
創業81年目を迎えた「八芳園」が提供する美食に舌鼓を打ちながら、インシデントを未然に防ぐための情報交換をする場としてお使いください。
開催日:
2024年9月12日(木)
17:00 開演(16:00 受付開始)
会場:
神田明神ホール
〒101-0021
東京都千代田区外神田2丁目16-2 神田明神文化交流館 2F
> 地図はこちら
主催:
HENNGE 株式会社
対象:
企業で情報システム部門に従事される方
参加費:
無料(事前登録制)
※本イベントへのご参加は抽選制となります。予めご了承ください。
いま各社の情報セキュリティを脅かす
「標的型攻撃メール」をご存知でしょうか。
特定の企業や個人を狙って
取引先や業者になりすましたメールを送りつけ、
機密情報などを詐取しようとするサイバー攻撃で、
近年増加傾向にあります。
標的型攻撃メールは受信者が不信を抱かないよう、取引先や業務に関連したメールを装っているため、本物のメールと見分けがつきません。
そのためセキュリティソフトのチェックもすり抜け、受信者が添付ファイルを開いたり、本文に記載されたリンク先へアクセスしてしまうと、気付かぬうちに遠隔操作ウイルスなどに感染させられてしまい―――
標的型攻撃メールの被害に遭う危険性が高いのは、
情シスよりもその他大勢の社員たちです。
あなたが獲得した霊シス力を更に高め、
会社全体を守らなければなりません。
「Tadrill」は社員一人ひとりが本来持つ霊シス力を
最大限引き出すためのクラウドサービスです。
豊富なテンプレートや直感的なUIで、管理者側は簡単に、かつ継続して訓練を実施できます。
社員が自分のメーラーから5秒で報告でき、管理者側は自動でリスト化された報告結果から簡単に現状を把握できます。