デジタルテクノロジーの進化に加え、パンデミックやウクライナ浸透など世界情勢の複雑化に伴い、サイバー攻撃は世界的に巧妙化・多様化しています。現在では国内でも企業のシステム停止や情報漏洩などに関連する被害は、日々増加傾向にあります。日本企業ではこれまで情報システム・IT部門を中心にセキュリティインシデントへの対策を進めてきたものの、コロナ禍によってあらゆるビジネス・業務のデジタル化が急速に進んだことで一度のインシデントに対する事業へのインパクトは計り知れないものとなり、このような脅威はますます深刻化しています。
しかしながら、DXは経営アジェンダとして位置づけられているものの、同時に検討すべき“セキュリティ戦略”は、依然経営課題としての認識がない企業も少なくありません。AIやIoTをはじめとするデジタルテクノロジーの導入、 DXへの取り組みが本格化する中、今改めて「落とし穴」を未然に防ぐべく、全社的なセキュリティインシデント対応のあり方を見直すべきではないでしょうか。
本ラウンドテーブルでは、企業のセキュリティ戦略やリスクマネジメントを担うご責任者の方々をお招きし、セキュリティインシデントにおける最新動向と今後の展望を概観した上で、日本企業における実際の対応・対策事例をもとに、これから経営層が認識しておくべきセキュリティ対応について考察して参ります。
2023年以降、企業が未曾有の脅威から身を守るために、今後の対応・戦略検討の一助となれば幸いです。
概要
参加対象者 |
経営者・役員 (CIO・CDO・CISO・CSO等)、情報システム部門、各事業部門等のご責任者の方々 |
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参加料 |
無料ご招待 |
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参加定員 |
20名(事前登録制)
- ※ 対象を限定したイベントとなります。
個人・競合企業等、参加対象外の方はご参加をお断りする場合がございます。
- ※ 申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます
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参加形式 |
来場型 少人数制ラウンドテーブル形式
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主催 |
株式会社ビジネス・フォーラム事務局 |
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協賛 |
HENNGE株式会社 |
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日程 |
2023年3月2日 (木) 10:00~12:00 (受付 9:30~) |
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会場 |
東京ステーションホテル 1階 宴会場「陽光」
東京都千代田区丸の内1丁目9-1
- ・JR「東京駅」丸の内南口改札直結。
- ・東京メトロ丸ノ内線「東京駅」より丸の内南改札方面徒歩3分。
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プログラム詳細
10:00~10:05 オープニング(5分間) |

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- HENNGE株式会社
- Cloud Sales Division, Division Manager
池本 誠
- 新卒でビーコンIT (現ユニリタ) に入社、のちに人材紹介会社のインテリジェンス (現パーソルキャリア) へ転職。のちにサイオステクノロジーへ入社し、子会社のグルージェントでGoogle Appsなどクラウドサービスを販売。HENNGEには2014年に入社。名古屋拠点の立ち上げなど、地方セールス、海外セールスのマネージャーの経験を経て2021年からは営業全体のDivision Managerに就任。
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10:05~10:35 基調講演(30分間) |
- セキュリティリスクをめぐる最新動向と今後の展望
- ・サイバーセキュリティを取り巻く環境変化と最新動向
- ・日本企業における被害実例とリスク
- ・今後の政策における展望、日本企業に求められること

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- 経済産業省 商務情報政策局
- サイバーセキュリティ課 サイバーセキュリティ戦略専門官
佐藤 秀紀 氏
- 民間企業にて、暗号処理を用いたシステム開発や各種システムのセキュリティコンサルティングに従事。令和3年7月、経済産業省商務情報政策局サイバーセキュリティ課に着任し、業界・分野のセキュリティガイドラインの策定、中小企業向けのセキュリティ対策やセキュリティビジネスの振興に向けた政策を担当。
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10:35~10:45 コーヒーブレイク(10分間) |
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10:45~12:00 ダイアログセッション(75分間) |
- 被害の実例とともに振り返る、リスク管理における対策と課題
- ・ゲスト講演者、ご参加いただく皆様とともに、各社の課題解決に資する情報交換を実施いたします。
「インシデント対応を振り返って、問題点とその後の変化」「日頃のリスクマネジメントをどう高度化させるか」「セキュリティ体制構築・人材について」等に関するゲスト講演者からの話題提供とともに、テーマに関する課題を共有し、今後取り組むべき対策についてディスカッションを行います。

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- 株式会社資生堂
斉藤 宗一郎 氏
- 総合化学会社で営業・輸出入業務・生産計画・海外駐在員事務所などの業務を通じて得た課題意識を持ってコンサルタントに転身。米国系IT企業のコンサルタントとして官民の組織において事業継続計画(BCP)・CIO補佐・各種プロジェクトをリード。情報セキュリティ分野では基本構想策定・規程整備・セキュリティ監査・脆弱性診断・RFP策定支援・SOC構築支援・海外拠点含むJ-SOX対応・セキュリティトレーニングなどのコンサルティングの他、SIEM・IPS・EDR・MDM・脆弱性検査などの製品ソリューションの選定・導入・運用支援に従事。その実績を評価され、米国通信会社にて情報セキュリティ・ソリューション全般をリードし、現在は資生堂の情報セキュリティ責任者(CISO)として個人情報・知的財産などを適切に守るため企業リスク管理(ERM)の視点でグローバルに活動中。

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- 中外製薬株式会社
- 上席執行役員
- デジタルトランスフォーメーション統括
- デジタルトランスフォーメーションユニット長
志済 聡子 氏
- 1986年に北海道大学を卒業後、日本IBMに入社。官公庁システム事業部第二営業部長、ソフトウエア事業 理事インダストリーSW事業部長などを歴任後、2009年から同社執行役員として公共やセキュリティー事業を担当。2019年、中外製薬に入社。同社執行役員 デジタル・IT統轄部門長を経て、2022年4月 上席執行役員 デジタルトランスフォーメーション統括、デジタルトランスフォーメーションユニット長に就任、現在に至る。

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- 一般社団法人 日本サイバーセキュリティ・イノベーション委員会
梶浦 敏範 氏
- 株式会社日立製作所で、20年来デジタル政策に従事。特に新しいデータ活用を追求し規制改革を提言する一方、国際的なデータ流通促進に向けた活動を継続。経団連ではデジタル経済推進委員会、サイバーセキュリティ委員会を主導。2017年デジタル政策のシンクタンクJCIC設立に関わり、代表理事に就任。
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12:00 終了 |
※ プログラム内容や時間は急遽変更となる場合がございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
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満員御礼
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