祝開催100回!HENNGEで8年続くMTSとは?

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2022年11月、HENNGEが毎月開いている社内勉強会「Monthly Technical Session(MTS)」が、開催100回目を迎えました!(拍手!)
初回から8年間続いてきたというMTSは、一体どうやって始まり、継続の秘訣は何なのか。そして、運営メンバーはどんな思いでMTSに携わっているのか。
広報・矢野が記念すべきMTS#100に参加して、探ってみました。


■MTS(Monthly Technical Session)とは

MTSとは、開発チームのエンジニアたちを中心に様々なメンバーが集まり、それぞれが関心のある技術的なテーマについて発表し合う勉強会です。
毎回事前に発表者を募集し、業務の中での挑戦や失敗の中で得た技術的な知見の共有や、機械学習などの最新テクノロジーの話題、個人的なプロジェクトや学習の結果など、幅広いテーマについて情報交換しています。
MTS後に開く懇親会も恒例になっていて、そこでの雑談を通してノウハウの共有が促進されています。

各回のレポートは、こちらから確認できます。
フロントエンド技術やバックエンド技術、クラウド技術などについての話題のほか、コロナ禍での働き方やプロジェクトマネジメントの手法、環境・ダイバーシティの話題など、毎回5-6人が幅広いテーマについて発表していて、まるでTED Talksのようです!

社内では毎月1回、​HENNGEの全メンバーが参加しているslackの#officialチャネルに
MTSを運営している開発チームから案内があり、非エンジニア、インターン生を含め全社員が自由に参加できます。

■#100までの道のり

2022年11月、オフィスとオンラインのハイブリッド形式で開かれたMTS#100には、
いつも以上にさまざまな部署から多くのメンバーが参加し、記念すべき会をお祝いしました。

多くのメンバーが見守る中、MTSを運営してきた開発チームのメンバーがこれまでの歴史を振り返ります。

どうやら、MTSが始まったのはHENNGEの社名がまだHDEだった2014年5月のこと。
きっかけは、お取引をさせていただいている企業様から
「合同で技術勉強会をしませんか?」とお誘いを受けたことだそうです。

そして合同勉強会が無事成功した後、社長兼CTOの小椋さんが
「勉強会いいね!このような技術勉強会を定期的に開催して、みんなが挑戦した結果として得た知識を発信・共有する文化をHDEに作ろう!(ついでにリクルーティングに活用しよう!)」と発案したこともあり、MTSが誕生したそうです。
(詳細はこちらのブログへ)

初期のMTS
その後エンジニアを中心に運営チームを結成し、発表者の選定やMTS後の懇親会の準備など、役割を分担。
2016年の社内公用語英語化の中でもMTSは続き、2018年9月には50回目のMTSをお祝いしたそうです。

MTS#50をお祝いして当時作られたケーキ
(この記事の最後には、#100を祝う特製ケーキが登場します。お楽しみに!)


2019年に社名が「HDE」から「HENNGE」に変わり、上場してもMTSは途絶えることなく、
2020年に新型コロナウイルスが感染拡大した際はオンライン開催に切り替えながら、やっと迎えた100回目でした。

オンラインで開催した、2020年12月のMTS懇親会

MTS#100では、第1回目から見守ってきた社長の小椋さんも登壇。
「100回まで続いたのは奇跡のようで、とても誇りに思います。全員でエキサイトメントや学び、失敗をシェアするMTSを通じて、僕自身も一緒に学ぶことができました。今後も会を続け、お互いに刺激しあってください。MTSに参加してくれる方、MTSを運営・維持してくれる方、みなさんに感謝したいです」と挨拶しました。

■運営メンバーの試行錯誤と思い

会社がどんな局面にあっても続いてきたMTS。
現在は、開発チーム内に複数あるプロジェクトチームが、月替わりで運営を担当しているそうです。
発表者の選定や設営準備、MTS後に行われる懇親会の準備など、想像するだけでも大変そうですが、継続の秘訣は何なんでしょうか。

MTS#100の懇親会で、2014年の第1回目から参加している田邊さんと、現在MTS運営代表を務めるBagusさんに聞いてみました。

左からMTS#100オリジナルTシャツを着た田邊さん、Bagusさん

100回開催、おめでとうございます!いまどんな心境ですか?

ありがとうございます!
2015年に入社してから長い間MTSを運営してきましたが、開催回数が2桁、3桁になるのを見ることができてとても嬉しいです。
サポートしてくれたメンバーのおかげでここまでこれました。

田邊さんはMTS第1回の時からHENNGEにいらっしゃるんですよね?100回続いた要因はなんだと思いますか?

第1回の時は入社4年目でした。
以前、懇親会のフードの手配を担当した頃は、すごく大変だったのを覚えています(笑)。なのでここまで続けられたのは、仕組みを整えたことが大きいと思います。
パッションがある人が場を維持できるよう、運営のノウハウや手順を全て書き起こし、誰かに負担が偏らないように全員で作業を分担しました。

一通りの作業は文書化しましたが、まだ書き起こす必要があると思います(笑)
運営メンバーがみんなで助け合っているのも、ここまで続いた理由だと思います。

MTS後の懇親会も、参加者に大人気

そんな運営側の試行錯誤があったんですね。。他にも存続の危機はあったのでしょうか。

初期の頃は発表者は立候補制だったのですが、誰も立候補しない時期があり大変でした。なので今では各チームから1人ずつ選出してもらうルールに変えました。
また、コロナ禍ではオフィスでMTSを実施する機会がなくなり、オンサイトでの運営ナレッジが一瞬失われかける危機もありましたね。

それは危なかったですね。。!
MTSがHENNGEに与えた影響はどんなものだと思いますか?

みんなが共通のゴールに向けて活動することは、チームビルディングの意味でとても役に立っていると思います。
また、ハイブリッド形式でイベントを行うナレッジも得られたのもよかったです。他部署がイベントをするときには、ナレッジを共有してサポートできました。

コロナ禍という困難な状況を通じて得たナレッジを、他部署に広げていくなんてすてきですね。
最後に、今後の展望を教えてください。

これまで以上に、色々な部署のメンバーに参加してもらえれば嬉しいです!

次はMTS#200を目指します!

■最後に

今回、MTS#100への参加や運営メンバーへのインタビューを通して、
MTSが長く続いてきた裏には、運営を担う開発チームの努力が欠かせなかったということが分かりました。
そしてそれだけでなく、「最新のテクノロジー」と「猛勉強」を愛するカルチャーや、さまざまなトピックを持ったさまざまな国籍のメンバーがいる多様な環境がHENNGEにあったからこそ、MTSがここまで続いたのではと感じました。

今後もより多くのメンバーを巻き込みながら、#200、#300と成長していくMTSを見るのが楽しみです!

MTS#100をお祝いして作られた、スペシャルケーキ

※HENNGEでは一緒に、 変化する・チャレンジする、 メンバーを募集しています。 募集中の職種に関してはこちらをご参照ください。