HENNGEのユーザーコミュニティ

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今回はカスタマーサクセス部門でユーザーコミュニテイを主導する清水さんにお話を伺いました。

※HENNGEユーザーグループの名称は「chameleon」。HENNGE(変化+challenge)というところから、親しみを込めて体の色を変化させる動物であるカメレオンをマスコットに。


清水さんは以前からユーザーコミュニティを立ち上げたいと考えられていたのですか?

はい。ここ数年各社でユーザーコミュニティが盛り上がっていますので、HENNGEもタイミングを見計らっていました。

契機は何だったのですか?

コロナ禍の影響で2月頃から、「リモートワーク に移行するにはどうすれば良いのか」「他社のリモートワーク 実践事例を教えて欲しい」という質問を沢山いただきました。HENNGEがハブになってユーザー様同士が直接やり取りできる情報交換の場を用意したいと思ったのがきっかけです。

それでSlackのワークスペースを作られたと。

はい。HENNGE Oneのユーザー様であれば誰でも参加できるSlackのワークスペースと共有チャンネルを作りました。

結構な数のユーザー様が参加されていますよね?

そうですね。「Slackをはじめて使います」という方もいらっしゃいましたが比較的スムーズに多くの方が参加いただくワークスペースを作れたと思います。

共有チャンネル盛り上がっていましたよね。その理由は何だと思いますか?

いろいろあると思いますが、ひとつは話題をHENNGE Oneに特化しなかったことかなと思っています。

といいますと?

交流がさかんに行われている他のユーザーコミュニティを見ると、「API」や「拡張」に関する話題が多いことに気づきました。HENNGE OneはSaaSのサービスなので、「API」や「拡張」の話題は出てきません。そこで、話題をSaaSに特化しないと決めて、情報システム部門の人が幅広く書き込める場所になるように配慮したところ、現在は数百名を超える方が参加し、活発に意見交換されています。

ユーザーコミュニティを盛り上げるために何か行っていたのですか?

カスタマーサクセス部門のメンバーがファシリテーターとなり、素早くリアクションをとるようにしています。それと、参加者の方が書き込みやすくする仕掛けとして「自己紹介」のチャンネルを用意したことも、よかったのかもしれませんね。当初はカスタマーサクセス部門のメンバーが頻繁にフォローするように心がけていましたが、しばらくするとユーザー様同士のコミュニケーションがスムーズになり、活発に意見交換されるようになりましたよ。

特に人気があった話題とかあったのですか?

「Zoomを使っていますか?」という話題は、盛り上がりましたね。突然リモートワークに移行した企業が多いので、導入しているツールの紹介や、導入の際「はまりやすいポイント」といった話題は、みなさん興味があったのだと思います。

HENNGEのユーザーコミュニティの特長などはあるのですか?

企業の情報システム部門は少数精鋭のケースが多く、企業内で相談できるケースも少ないようです。しかしHENNGEのユーザーコミュニティであれば、高いスキルを備えた方が多く参加されているので、困ったことを相談する場としても活用できます。

Slackのワークスペースでの交流に加えて、6月にはオンラインユーザー会も開催されましたよね?

はい。ユーザー会は、ユーザー様同士の絆を深めることを目的に開催しました。今回はオンラインでしたが、数十名を超える方にご参加いただきました。

ユーザー会ではどんなコンテンツを用意されたのですか?

「セッション」や「懇親会」です。ユーザー様同士が交流することに重点を置きました。例えば、「コロナ対策で良かった点・反省点」「新しい生活様式に向けた持続可能な対策」など多くの方が興味を持つトピックを掲げ、いくつかのグループに分けて話し合う場を設けました。

オンライン懇親会ではHENNGE宅飲みキットも活用されたようですね!

はい。すごく好評でしたよ(笑)。オンラインの開催ということで不安もありましたが、参加者からは議論しやすかったという意見が多く、安心しました。

ユーザーコミュニティやユーザー会などで「気づき」はありましたか?

「情報システム部門の仕事の範囲はとても広く、いつも忙しい」ということがわかりました。これまでもなんとなく感じてはいましたが、ユーザー様から直接お話を伺うことで、より深く実感することができました。「情報システム部門の方たちの情報源が少ない」ということも気づきの1つです。世の中にはたくさんのコミュニティがありますが、それらを知らないという人がほとんど。自社の業務に忙しく、外に出る機会がないことがその要因の1つではないかと推測しています。

情報源が少ない中、情報共有できる場をHENNGEが提供できたということですね。皆さん喜ばれているようですが、今後の課題はありますか?

セキュリティの観点から、積極的に発信できない方がいらっしゃいます。今後は、そういった方にも発信できるような仕組みが必要だと考えています。

清水さんの活動について、HENNGE社内での反応はいかがでしたか。

当初は懐疑的な意見もありましたが、現在では皆さん、協力していただけていますね。本当にありがたいと思っています。新しい活動をしたいという時に、反対されて頓挫する企業もあると思います。一方、HENNGEは、挑戦することを良しとする風土があり、必要性をきちんと説明できれば、会社はどんどん支援してくれます。今回も、この風土があったからこそユーザーコミュニティやユーザー会の開催に挑戦させてもらえたのだと思っています。

最後に今後の方向性についても教えてください。

私自身も、多くの勉強会やセッションなどのコミュニティに参加し、たくさんの人と交流してきました。それらの活動から刺激を受け、実践してきたこともたくさんあります。同じような経験をHENNGE Oneユーザーの皆様にも体験していただけたらなと思っています。

ありがとうございました!


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