脱パスワードの世界へ変わる

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今日はHENNGE Oneの開発チームのTedさんと今井さんにリリースされたばかりの最新バージョンのHENNGE Oneに関してお話を伺います。


本日(11月13日)にリリースしたHENNGE Oneに関して狙いから教えていただけますか?

コロナ禍でテレワークを実施する企業が増えてきたのですが、そろそろセキュリティに揺り戻しがくるのではないかと感じています。

誰でもどこでも働ける環境としてテレワークの可用性を高めたけど、機密性も重要視されるようになるということですね。

そうですね。2011年のクラウド黎明期も震災を契機に企業のクラウド利用が進みました。その後しばらくしてセキュリティに関する意識も向上しました。同じような状況ではないかと。

確かにその流れありましたね。どういったセキュリティ対策が必要と考えているのですか。

システムにアクセスする利用者やデバイスの正当性を確保する必要があると考えています。ちょうど金融機関などで本人確認の厳格化などが社会問題として取り上げられていますが、企業でも利用者の認証(多要素認証/MFA)などは改めて見直されるだろうと感じています。

コンシューマで起こったことが企業でも同様に発生するということですね。

以前から指摘されていますが、IDとパスワードをベースにした知識情報での認証では限界があるのではないかと思います。

パスワードの使い回しや、他のサイトで漏れたパスワード情報が悪用されてしまうという課題ですね。以下の動画がよくまとまっていますね。

パスワードに利用する文字数に制限をかけたり、定期的なパスワード変更を促している企業もあるようですが、利便性との兼ね合いでユーザーに負荷をかけることになりますから。

スマホやタブレットなどは私用デバイスでは生体認証などが普通になりつつありますからね。

企業ではパスワード管理の手間を削減することができますし、多要素認証でセキュリティを高めつつ、パスワードレスにしてユーザーの利便性を向上させることもできますから。

そこでHENNGE Oneも脱パスワードが可能になったのですね。

はい。もともと多要素認証は提供していたのですが、そこにパスワードレス認証の要素を加えたという感じです。実際動画をみてもらうとわかりやすいと思います。

音楽が素敵ですね!

音楽は自作(私が)です。笑

なるほど!HENNGE Oneの最新バージョンは私も先んじて社内利用してますが、通知がApple Watchに届き、タッチでログインが完了するのはほんとに便利です!

既存のお客様の何社かにも先行してご利用いただいていますが、多要素認証でセキュリティは向上しつつ、ユーザーの利便性も向上したということで評判は非常に良いですよ。

連携SaaSも最近増えてますね。

そうですね。SaaSベンダーはHENNGE Oneを認証基盤として利用することで、本来の自社の強みになるサービス改良に専念することができますし、エンドユーザーにはSSOで脱パスワードの世界を提供することも可能になります。

今後も継続的な機能改善と使いやすいサービスを期待しています!


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