OfficeもHENNGEする

イノベーションの日常化 ・ 完全リモートワークまでの中間地点

新しく東京オフィスを増床したHENNGE。新しいオフィスに込めた想いをオフィス拡張プロジェクトのメンバーに伺いました。
今日はHENNNGEのオフィス拡張の裏側について伺いたいと思います。よろしくお願いします!まずは、どのような経緯でオフィス拡張が決まったのか教えてください。
一番は社員の増加により、オフィスが手狭になってきたからです。
そうですか? 私は十分スペースがあるような気がしていたのですが...
オフィスって増やしたいと思った時にすぐに増やすことができるものではないんです。フロアの空きの問題や家賃の条件などがあるので。このまま社員が増えて手狭になってしまう前に判断する必要がありました。それが今回のタイミングです。
人が狭さを感じずに快適に働ける広さってどれくらいなのでしょうか?
色々調べて、一人あたり3坪のスペースは必要なのではないかという結論にいたりました。
渋谷の再開発も進んで新しいビルもたくさん建ってきていますよね。新しい場所に引っ越すことは考えなかったのですか?
検討段階で比較はしましたが、渋谷の家賃は結構上下するので、そのタイミングでは引っ越しは選択肢に入りませんでした。
残念!? 今回のオフィス拡張にあたって、テーマはなんだったのでしょうか?
「イノベーションの日常化」が生まれやすいオフィスを作ろうという想いはありました。
今までのオフィスではイノベーションが生まれづらかったのでしょうか?
私たちはそう考えていました。イノベーションをもっと生み出すには、さらにみんながコミュニケーションをとりやすいオフィスを作るべきだと思いました。以前のオフィスはメインフロアがほぼ固定席でした。そこで、新しいオフィスでは全てフリーアドレスにし、働く場所の制約を取り払う工夫をしました。
そうなのですね。私が見ている感じだと、新しいオフィスでも毎日決まったところに座っている社員もいるような気がしていますが...
それは想定の範囲内ですね。個人の意思を尊重したいですし、固定席だった前のオフィスに比べたら、色んな人が色んな場所に集まって話をする機会がずっと増えていると思います!
もう少しみんな毎日違う場所で働いてくれよ...という気持ちにはなりませんか?
今回、私たちはABW(Activity Based Working)という、アクティビティに応じて働き方を選べるコンセプトでオフィスを設計しました。黙々と開発を進めたい人には一人で集中しやすいスペースを、コラボレーションが必要な人たちにはグループで集りやすいスペースを準備しています。そうやって、みんなが自分に適した場所を見つけてそこで仕事が出来ていると思っているので、必ずしも毎日違う場所で働く必要はないと考えています。
実際ABWを取り入れるためにオフィスの什器にはこだわったのですか?
そうですね。みんなが集まりやすい場所には動かしやすいテーブルや椅子を置いたり、集中スペースには、他人の視線が気にならないような観葉植物を置いたりなど工夫をしています。
ちょっと意地悪な質問をしてもいいですか?見た目だけなら、こうゆうカフェみたいなオフィスって既に様々な会社が取り入れていて目新しさがなくなってきている気がするのですが...HENNGEのオフィスだからこそのユニークなポイントはあるのですか?
完全フリーアドレスにしたのはその一つですね。世の中的にフリーアドレスにした会社が、仕事がしづらくて固定席に戻してしまう、という流れがあるそうなんです。しかし、私たちはあえて完全フリーアドレスにしました。それは、フリーアドレスという働き方が完全リモートワークまでの中間地点と考えているからです。
なるほど。オフィス自体の存在意義も問われる時代ですものね。リモートワークも確かにマネージメントの難しさなど色々ハードルがありますね。
そうなんです。リモートワークを実現するために必要な要素をフリーアドレスを導入することで洗い出し、改善して行く。リモートワークに関わるプロダクトを売っている会社だからこそ、フィジカルに離れて働くことで生まれる課題へのソリューションを、中間地点の完全フリーアドレスを導入することで模索していきたいと思っています!
IT企業だからこそ、ITで工夫した点もあるのですか?
SaaSの活用ですね。完全フリーアドレスで発生するいくつかの課題をSaaSの活用で解決できる部分もあると考えています。また、既存のSaaSで足りない部分は私たちで作り上げていくチャンスになると思っています。
新しいオフィスの社員の反応はいかがですか?
アンケートの結果を見ると、大きく2つの意見が出てきました。1つ目は、先程から話しているように、メンバーがいろいろな場所にいることから、マネージメントがしにくくなったという意見。もう一方は、個人で集中したいタイプの人から、仕事がしやすくなったという意見です。1つ目の声に関しては、ある意味当然ですね。マネージメントのやり方を変えていかなければならないように仕掛けてしまったので。ただ、そこの大変さもわかるので、マネージメントをする人たちをサポートしていきたいと思っています。
マネージメントを助けるソフトやハード面からの施策は考えていますか?
それは私たちだけで話をしていても上手くいかないなと思います。「オフィスを作る」から「オフィスを育てる」という目線に変えて、部門横断的なチームを作って考えていきたいです。
話は変わりますが、オフィス拡張の投資対効果ってどうやって測るのですか?
効果測定は今後の課題だと思います。作りっぱなしではいけないなと。定期的にオフィスに関するアンケートや、働き方に関するアンケートをとることでデータを集計して数値を追っていく必要があると思います。
私としては、心理的効果として、社員が会社に来たくなるオフィスになっているか、という視点で効果を測ってみたいですね。
心理的安全性は大事ですよね。
以前は固定席で、何か嫌な事があってもずっと同じメンバーに囲まれて仕事をしなければならなかった。だけど今は完全フリーアドレスになって、今日はこの人と決めなければいけないことがあるからこの人の隣で仕事をしようとか、こんなミーティングがあるからここで仕事をしようとか自分で選べますよね。それがオフィスで働くことの快適さとして、社員から声が上がってくることが、投資対効果と考える一つの指針にもなるのではないでしょうか。
確かにそうですね。最後に、今後の展望に関して一言いただけますか?
今後、オフィスをよりよく運用していくためのプロジェクトをスタートさせることになると思います。これからメンバーを集めていくことになると思いますので、興味がある人は是非チームメンバーになって欲しいですね。
私たちは今回の拡張で完成とは思っていなくて、オフィスも変化していけるように伸びしろは残してあります!HENNGEに合わせてどう良くなっていくのか、楽しみにしています。
私たちは作りすぎないオフィスを作ったつもりです!ぜひ、HENNGEの社員とともにオフィスも常に変化し続けてほしいというのが、オフィス拡張プロジェクトメンバーの願いです。
ありがとうございました!

※本オフィスは、当社のコンセプトを元に、デザイン監修:岸本 和彦氏/acaa、設計・デザイン:株式会社ヴィスの各社のご協力を得て実現しております。


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