プレスリリース

地方自治体のクラウド活用促進〜HENNGE Oneの連携ソリューションに、自治体向けクラウドアクセスサービス「moconavi LGWANクラウドゲートウェイサービス」を追加〜

HENNGE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小椋 一宏)は、働く環境の「安全性」と「利便性」を支えるクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」が、株式会社レコモットが提供する自治体向けクラウドアクセスサービス「moconavi LGWANクラウドゲートウェイサービス」と連携し、LGWANを利用する地方自治体の不正アクセス対策や、クラウドサービスへのシングルサインオンに対応したことを発表します。これにより地方自治体は、LGWANからクラウドサービスを安全かつシームレスに活用することが可能となります。

機密情報を多く取り扱う地方自治体の多くが、セキュリティ強化のためネットワークを3つに分割し、行政上重要なデータを取り扱うネットワークを外部インターネットから切り離す「三層分離モデル」を採用しています。特に3つのネットワークのうち、自治体専用の回線「総合行政ネットワーク(LGWAN)」は、外部インターネットから分離・分割しているためセキュリティが強固な一方、業務効率化に役立つクラウドサービスの利用時には、ネットワークや端末を別のものに切り替える必要があり、利便性が低いとの課題がありました。

三層分離モデルのイメージ

この問題を解決するために「HENNGE One」と「moconavi LGWANクラウドゲートウェイサービス」が連携することにより、「HENNGE One」を利用する地方自治体は「moconavi LGWANクラウドゲートウェイサービス」とその接続先のクラウドサービスへのシングルサインオンが可能となります。つまり、「moconavi LGWANクラウドゲートウェイサービス」経由で「HENNGE One」にアクセスするだけで、煩わしい複数ID、パスワードの管理をしなくても、LGWANからMicrosoft 365などのクラウドサービスにシームレスにアクセスできます。さらに、IP制限やデバイス証明書などの多要素認証によるアクセス制御機能によって、不正アクセスのリスクを防ぎながら「moconavi LGWANクラウドゲートウェイサービス」​​経由で接続するさまざまなクラウドサービスを安心して利用できます。

なお、この度の連携は、HENNGEが運営する「HENNGE Oneプロダクトアライアンスプログラム」にレコモットが加盟していることから、相互検証のもと実現しました。

HENNGEでは今後も「HENNGE One」と連携するSaaSを増やし、企業の安全性と利便性の両立したSaaS導入を支援してまいります。

株式会社レコモット 代表取締役CEO 東郷 剛様のコメント
株式会社レコモットは「HENNGE One」と「moconavi LGWANクラウドゲートウェイ」の連携を心より歓迎いたします。地方自治体の業務の標準化・効率化が求められるなか、様々なクラウドサービスへのシングルサインオンを実現する「HENNGE One」とLGWAN系から安全にクラウドサービスにアクセスする「moconavi LGWANクラウドゲートウェイ」の連携により、地方自治体の業務改善を促し、利便性と安全性の高いDXが推進されることを期待しております。今後もパートナーシップを深め、お客様に最適なソリューションを提供いたします。

■moconavi LGWANクラウドゲートウェイサービスについて
「moconavi LGWANクラウドゲートウェイ」はLGWAN環境や庁外から、Microsoft365、Garoonなど、さまざまなクラウドサービスが利用可能になるサービスです。高機能セキュアブラウザとファイル無害化機能を搭載しており、LGWANとインターネット通信を分離し安全な通信環境を実現。地方自治体における業務の効率化、利便性の向上につながります。

このサービスのベースである「moconavi」は、スマートフォンやタブレット、Windows PCなどの端末にデータを残さず、庁舎内システムや各種クラウドサービスへセキュアにアクセスするためのリモートアクセスサービスです。支給端末やBYOD *1を問わずに1,600社32万人以上に利用されています。5年連続 MAM *2市場シェアNo.1 *3を記録し、「今いる場所がオフィスになる」をコンセプトに、企業のモバイルワークやBYODの積極活用を支援しています。
URL:https://moconavi.jp/lgwan/lgwan_gateway/

*1:BYOD(Bring Your Own Device)個人が所有するスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどを業務に活用する仕組み。
*2:MAM(モバイルアプリケーションマネージメント)…モバイル端末上のアプリケーションを管理するシステム。
*3:出典 株式会社テクノ・システム・リサーチ2023年3月発刊、「2023年版 エンドポイント管理市場のマーケティング分析-モバイル管理パッケージ MAM市場シェア-」調査より。

■HENNGE Oneについて
働く環境の「安全性」と「利便性」の両面を支えるクラウドセキュリティサービスです。主に2つの機能で構成しており、「IdP Edition」は、Microsoft 365、Google Workspace、Boxなど、複数のクラウドサービスのID/パスワード統合と、アクセス制御による不正アクセス対策を実現します。「E-Mail Security Edition」は、脱PPAP対応策、標的型攻撃対策、メール誤送信/監査対応など、幅広いメールセキュリティ機能を搭載しています。様々な機能で企業のクラウドサービス活用を応援し、企業理念である「テクノロジーの解放」を続けています。
URL: https://hennge.com/jp/service/one/

■HENNGE Oneプロダクトアライアンスプログラムについて
「HENNGE One」と、参画企業が提供するSaaSのシングルサインオン(SSO)連携を推進するためのプログラムです。各SaaSと「HENNGE One」のSSO連携を実現し、ID/パスワード管理の課題を解決することで、より付加価値の高いソリューションを展開していく制度です。
2020年11月の開始以来、50社を超える企業に加盟いただいています。
プログラム開始時のプレスリリースURL: https://hennge.com/jp/info/press/20201127_saas/

■株式会社レコモットについて
レコモットは「人を中心にワークスタイルを変革する」をコンセプトに、コミュニケーションサービスおよびソフトウェアを提供するITベンダーです。クラウドコンピューティングと、その入り口となるスマートデバイスを活用した革新的サービスを世界に提供し、ダイナミックかつ多様性を求める社会の生産性向上に貢献します。

会社名:株式会社レコモット
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町3−3−8 麹町センタープレイス8F
代表者:代表取締役CEO 東郷 剛
設立:2005年11月
URL: https://recomot.co.jp/

■HENNGE株式会社について
1996年11月に設立。「テクノロジーの解放で世の中を変えていく」を理念に、テクノロジーと現実の間のギャップを埋める独自のサービスを開発・販売しているSaaS企業です。複数のクラウドサービスのID/パスワードを統合管理するクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」や、クラウド型メール配信サービス「Customers Mail Cloud」を提供しています。2019年10月、東京証券取引所マザーズ市場に上場。2022年4月、東証グロース市場に移行。
社名の「HENNGE(へんげ)」は「変化(HENNKA)」と「チャレンジ(CHALLENGE)」を組み合わせ、あらゆる変化に挑むとの決意を表しています。

会社名:HENNGE株式会社
証券コード:4475
所在地:東京都渋谷区南平台町16番28号 Daiwa渋谷スクエア
代表者:代表取締役社長 小椋 一宏
URL: https://hennge.com/

<本リリースに関するお問い合わせ先>
HENNGE株式会社
Corporate Communication Division
TEL:03-6415-3660
E-mail:info@hennge.com 担当:矢野

*本プレスリリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。