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HENNGE では、 新型コロナウイルス感染の収束に向け、 社内メンバー1人1人の意思を尊重しつつワクチン接種を推進する 「ワクチン接種応援キャンペーン」 を、 9月から社内で行っています。
今回は、 キャンペーンチームのメンバーとして活動する、 People Division の川野さんと杉山さんにお話を伺いました。
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会社がメンバーに対して、 決して強制ではないのですが 「接種を強く推奨します」 という姿勢を示し、 接種に関するさまざまな特典や支援を用意して接種率を上げていこう! というキャンペーンです。
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なるほど。 そもそもワクチン接種は本人の意思で決めるものですよね。 会社はこれまで接種は 「本人次第」 としていましたが、 今回 「強く推奨する」 とスタンスを強めたのは、 どんな背景があったのですか?
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もちろん、 本人の打つ、 打たないの判断はこれからも尊重していきます! ただ、 社長の小椋さんや私たちメンバーは以前から 「コロナでメンバーを失いたくない」 「New normal の働き方をしながらも、 時々は顔を合わせてイベントや仕事がしたい」 という共通の思いを持っていました。
また、 コロナ禍に耐えるだけではなく、 会社としてアクションを起こしたいと考えていたところ、 変異株の出現により 「単に待っているだけではコロナはなくならない」 と感じたのも大きいです。
今、 会社として何ができるか議論した結果、 まずは社内の接種率を上げることが大切だよね、 ということで、 今回スタンスを強めてキャンペーンを始めました。
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対面でのイベントといえば、 コロナ前はオフィスにケータリングサービスを呼び、 みんなで食事する 「コミュニケーションランチ」 などもしていたんですよね。 またできればいいですよね。
キャンペーンはどんな構成なんですか?
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小椋さんがキャンペーン内容やワクチンの仕組みを説明して、 接種を呼びかけるビデオメッセージを9月に社内で公開したほか、 6つのサポートプランを用意しています。
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ビデオメッセージでは、 コロナで誰も失いたくないという小椋さんの強い思いが伝わってきました。 ワクチンの仕組みも丁寧に説明されていましたね。
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ワクチンに関する情報が世の中に溢れすぎている中、 まずは正しく理解してもらった上で、 打つ打たないの判断をしてほしいという小椋さんの思いが込められているんです。
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動画以外のサポートプランについても、 具体的に教えてください。
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6つのサポートプランは 「3つの特典、 2つの支援、 1つの調査」 で構成されています。
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接種人数に応じた金額を会社が医療関係機関に寄付するほか、 2回接種者への奨励金5千円支給なども行います。 接種後2日間の特別接種休暇などの支援もあります。
毎月匿名のアンケート調査もしていて、 メンバーの接種状況を社内で共有しています。
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たくさんありますね! ワクチン接種を後押しする取り組みは他の企業でもされていますが、 HENNGE ならではの特徴はありますか?
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一番の特徴は、 ランゲージバリア (言語の壁) のサポートです。
HENNGE には外国籍のメンバーが全体の2割以上いますが、 彼らがワクチン関連の情報を得るのはなかなか難しいので、 支援の一つとして 「情報提供と言語サポート」 を行っています。
大規模接種についてや政府からの情報を日本語と英語で slack で共有したり、 日本語での電話予約をサポートしたりして、 彼らの不安を少しでも取り除きたいと思います。
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実はキャンペーンチームができる前から、 社内では色々なメンバーが slack でワクチン関連の情報を共有してくれていたんです。 外国籍メンバー向けに、 大規模接種会場の予約方法を英語で解説するスライドを作ってくれた人もいました。
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役に立つ情報は積極的にシェアする、 HENNGE の文化がよく表れていますね!
ちなみに、 職域接種は実施しなかったのですか?
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もちろんそれも考えたのですが、 HENNGE のような従業員数約200人の多国籍企業は、職域接種のセッティングがとても難しかったんです。
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そうなんですね。
特典の一つにもある、 寄付について詳しく教えてください。
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コロナ禍で尽力される医療従事者の方々を応援しようと、 2回接種したメンバー1人につき1万円を、 国立研究開発法人 国立国際医療研究センターに寄付します。 時期は2022年1月を予定していて、 金額は200−300万円になる見込みです。
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自分が接種することによって医療現場を応援できるのも良いですね! 寄付先の決め手は何だったのですか?
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いくつか寄付先を検討したんですが、 国立国際医療研究センターは寄付金の用途が 「医療体制の整備などに活用される」 と明確だったのが大きいです。
他にも、 特定の地域性がなく、 医療分野で国際協力をされているという点が、 国内外に複数ブランチオフィスがあり、 多国籍メンバーが多い HENNGE にフィットすると感じました。
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なるほど! キャンペーンでは、 2回接種したメンバーにオリジナルステッカーを贈るんですよね。 デザインのこだわりを教えてください!
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HENNGE のデザインチームに依頼して、 これを貼れば 「2回接種済み」 と周りに理解 ・ 安心してもらえるステッカーにしてもらいました。 小椋さんをイメージした、 社内でお馴染みのキャラクター 「着物ガイ」 の忍者バージョンが描かれていて、 親しみやすさもポイントです。
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ちなみに2回接種したメンバーは、 キャンペーンの 「裏特典」 として、 小椋さんから Thank you メッセージ (動画) を受け取れるんです。 公開に同意したメンバーの名前を小椋さんが動画で紹介し、 感謝を伝えています。
(※ 以下の動画では、 名前にぼかしを入れています)
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ステッカーは可愛いですし、 動画は小椋さんがコロナウイルスにパンチしている動きがクセになりますね。
全体的な話に戻りますが、キャンペーンを始めてみて社内の反応はどうでしたか?
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slack での情報発信はリアクションが多く好評で、 接種休暇もかなりの方が利用してくれています。
接種しないと決めていた人が、 ビデオメッセージを見たことで接種の必要性を認識し、接種しに行ったということもありました。
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着実に活動の効果が出ているようですね! 一方で、 ワクチン接種を希望しない人への配慮はどのようにしていますか?
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まず、 小椋さんからのビデオメッセージで 「接種は強制ではない」 としっかり伝えています。
他にも、 ワクチン関連の情報発信の場はあえて slack の専用チャネルに限定して、 接種しない人が投稿を見て疎外感を抱かないように気をつけています。
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さまざまな配慮が欠かせないキャンペーンだと思いますが、 活動をする上で難しい部分はありますか?
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押し付けがましくならないよう、 周りの意見は積極的に聞くようにしています。 また、 「求められる情報」 が状況に応じて変わるので、 何を発信するかは日々手探りです。
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接種は個人の思想や信条などに基づくものなので、 アンケートひとつ取るにしても、 どこまで情報を集めるか悩みました。 「何が必要か」 を突き詰めて考え、 最終的に、 将来みんなで集まる際の判断材料として必要になる接種状況だけを匿名で尋ねるアンケートにしました。
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そのアンケートですが、 結果はいかがですか?
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10月7日時点で、 直接雇用者226人のうち173人が回答してくれました。そのうち6割以上は2回接種済みでした。
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具体的な目標値は設けていませんが、 今後も接種したい/接種を検討しているメンバーが、 1人でも多く接種できるよう応援を続けていきたいです!
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最後に一言お願いします。
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HENNGE ではこれからもキャンペーンを続け、 社会全体の接種率向上にも微力ながら貢献できればと思います! よろしくお願いします!
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本日はありがとうございました!
※HENNGEでは一緒に、 変化する・チャレンジする、 メンバーを募集しています。 募集中の職種に関してはこちらをご参照ください。
こんにちは! コロナの影響でテレワークが続き、直接お会いしたことが一度もないですね(涙)
「ワクチン接種応援キャンペーン」 とは、どういうものですか?