株式会社えがお

脱PPAPをHENNGE Oneで実現。手厚い伴走型のサポートに心から感動、導入時技術支援いただいた方には「ありがとう」と伝えたい

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脱PPAPをHENNGE Oneで実現。手厚い伴走型のサポートに心から感動、導入時技術支援いただいた方には「ありがとう」と伝えたい

株式会社えがおは、熊本を拠点に黒酢・ブルーベリー・肝油・青汁など、テレビ・ラジオショッピングでおなじみの健康食品を幅広く展開しています。約70種の商品の中でも「えがおの黒酢シリーズ」は16年連続、「えがおの肝油鮫珠」は17年連続で健康食品通販市場日本一となるなど、多くのお客様に支持されております。同社はこの度、メールセキュリティサービスをHENNGE Oneにリプレイス。取引先で広がるZIPファイルの受信拒否対策、脱PPAPを実現すると共に、大容量ファイル送付やマルウェア対策も含めたメール業務の利便性と、セキュリティ強化の両立を実現しました。

今回は、システム部 ITインフラT アソシエイトの内原 康仁氏と片山 博次氏に、お話を伺いました。

取引先のZIPファイル受信拒否が増加し
脱PPAPが可能なサービスへのリプレイスを検討

今回、メールセキュリティサービスのリプレイスに至られた経緯をお聞かせください。

近年、大手企業や自治体などの取引先から「セキュリティ強化の観点で、パスワード付きZIPファイルは受信できません」とのお声をいただくことが増え、当社としても脱PPAPを真剣に検討する必要性が高まったことがきっかけです。また、大容量ファイルに関してはクラウドストレージサービスを全社で容量を分けあって使用していましたので、管理の煩雑さもあり運用を容易にしたいと考え、ツールの見直し検討を開始しました。(片山氏)

シンプルで分かりやすいUIと豊富な機能が利用できる点を評価し、HENNGE Oneの採用を決定

検討にあたって求められた要件について教えてください。

当社が利用するMicrosoft 365と連携でき、これまで利用してきたツールと同等かそれ以上のセキュリティ機能を持つことに加えて、脱PPAPが実現できることです。そしてツールの利用者である社員と、受け取り側のお客様の双方にとって使いやすい、分かりやすいことを求めました。操作方法が複雑なツールを導入することは事業推進にも影響を及ぼしますので、操作方法がわかりやすい点は特に重視しました。(内原氏)

— 他のサービスと比較された結果、HENNGE Oneを採用いただいた決め手は何だったのでしょうか?

従来の環境では複数のサービス導入が必要となるところ、HENNGE Oneではひとつのプロダクトで複数の機能が利用できたため、運用管理の手間の少なさとコストが最大の決め手になりました。Microsoft 365と連携して、メール受信時にマルウェア検知できるため、サイバー攻撃をはじめとしたその他脅威から保護することが可能になり、メールセキュリティの強化ができました。さらに大容量ファイルのやり取りもセキュアに行えて、個別にファイルストレージを管理する必要もないことなど、これらが1プロダクトで実現できます。また、HENNGE Email DLPは誰にとっても分かりやすい操作感で、PPAPの課題が解決できます。社員や取引先でも利用したことがある人が多く、よく知られたサービスであることの安心感もありました。(内原氏)

オンボーディングチームによる導入支援により、導入と社内展開もスムーズに実行

採用を決定された後、どのように導入を進められましたか?

導入後、まずは我々のシステム部門で先行導入して、全社へは段階的に展開することとしました。HENNGE Oneは操作が簡単とはいえ全社員が毎日使うものなので、全社員が一斉に利用を開始すると「問い合わせが殺到するのでは?」との不安がありましたし、当社はBtoC事業でありITリテラシーがそれほど高くない社員もいますので、分かりやすいマニュアルを用意する必要もありました。この辺りについては、HENNGEのオンボーディングチームからアドバイスを受けながら進めていきました。(内原氏)

HENNGEの導入支援はいかがでしたか?

手厚い伴走型のサポートで、とても助かりました。HENNGEのオンボーディングチームの方には大変感謝しています。最初にどのように進めて行けばよいかの工程表も作成いただき、分かりやすかったです。我々の部署で実際に利用してみると検証の仕方であるとか、特定のアドレスの対応や承認時に発生する業務フローなどの条件設定をどこまで個別で実施するかなど、いくつかの課題点も見つかりましたが、HENNGEにご相談すると必要に応じてミーティングを開催、迅速かつ丁寧に、的確なアドバイスがもらえたので、安心して進めることができました。(内原氏)

問い合わせもなく直感的な使いやすさを実感
運用管理の手間もかからず安心感も高い

導入後の効果についてはいかがですか?

説明会などは特に実施せず、ポータルサイトで告知して、そこに使い方マニュアルを掲載したのみで全社での利用を開始しましたが、数百名のユーザーからの問い合わせがまったくなく、驚きました。管理画面を見ると、順調に利用されていることが確認できました。事前のマニュアル準備が功を奏したとも言えますが、HENNGE Oneの直感的に分かりやすいUIや操作性のおかげだと思います。また、利用開始前は取引先の反応も気になりましたが、シンプルに案内通りに進めれば使えますので、特に「使い方が分からない」といった声も挙がらず、問題ありませんでした。管理側としては、運用管理に手間がかからず、自動的にすべてのログが記録されるので、万一の際の証跡としても安心です。(内原氏)

これまで、ZIPファイルの受信を拒否される取引先とは、その都度ファイルアップロード用のクラウドストレージをご用意いただき、都度ファイルアップロード・ダウンロードするといった手間がかかっていましたが、HENNGE Oneに切り替えてからは、その必要もなくなりました。脱PPAPの仕組みを構築できたことで取引先からの信頼性も高まると思います。(片山氏)

また、社員から「誤送信防止機能でメールが一時保留され、再度送信するかを確認する画面で、自分が記載したメールの本文を見直すことができるようになって便利」との声がありました。以前のサービスの確認画面では件名しか分からない仕様でしたので、ここもHENNGE Oneに変えて好評だった点です。(内原氏)

メールセキュリティの懸念点を払拭
今後も環境変化に対応する最新情報の提供に期待

それでは最後に、今後についてのお考えと、弊社への期待をお聞かせください。

今回のリプレイスで、メールセキュリティについての懸念点が払拭でき、一安心といったところです。ただ、おそらくは今後もさまざまな変化がある領域だと思いますので、HENNGEには引き続き、最新の情報や他社での活用事例などを当社にも随時共有いただけることを期待しています。(内原氏)