タメニー株式会社

脱PPAP対策として知名度や信頼性が高く、受け取り側も安心できるHENNGE Oneを採用

  • サービス

PPAP対策としてHENNGE Oneを導入している取引先が多く、実体験を通じて機能や使い勝手が優れていることがわかりました。

— タメニー株式会社の事業概要についてご紹介ください

タメニーでは、結婚したくてもなかなかできないお客様に、高い頻度と精度の出会いを、また、経済的理由で結婚式を断念せざるを得ないお客様には良質な結婚式をリーズナブルな価格でお届けすることで、みなさまの笑顔と幸せをつくることを目指して幅広い事業を手がけています。

具体的には、「婚活事業」および「カジュアルウェディング事業」を起点に、「法人・自治体向け事業」「テック事業」「ライフスタイル事業」という5つの事業分野でビジネスを展開しています。

当社の婚活サービスにおける成婚率は高いと言われており、地方自治体向け結婚支援システムも数多くの府県様で導入いただいています。これからも、「よりよい人生をつくる。」という企業理念のもと、持続可能な社会の実現と自らの飛躍的な成長を目指していきたいと考えています。

— HENNGE Oneの利用状況について教えてください

当社では、2022年11月からPPAP対策や誤送信対策としてHENNGE Oneの全社利用を予定しており、現在(取材時)、一部の部署でテスト利用を開始しています。

— ユーザー数および利用機能について教えてください

ユーザー数は、全社員約400名を予定しています。主に利用している機能は、メールでファイルを送信するための「添付ファイルURL自動変換」機能(HENNGE Secure Download)、動画や写真といった大容量ファイルをやり取りするための「大容量ファイル転送」機能(HENNGE Secure Transfer)、そして「送信メール一時保留」機能(HENNGE E-Mail DLP)となります。

なお、添付ファイルのURL自動変換に関しては、一部の取引先ではリンク(URL)が記載されたメールを受け取れない場合があるので、そのような取引先のドメイン宛のメールは通常の添付ファイル形式で送付するように設定しています。

また、送信メールの保留に関しては、社外に送信するすべてのメールを対象に保留時間を10分間に設定しています。保留時間に関しては、他社の動向やHENNGEからのアドバイスなどを参考に決めました。

— 今後の展開予定などがあれば教えてください

全社への展開にあたっては、正しく理解して利用してもらうために、利用マニュアルを用意するとともに、セキュリティの教育を兼ねたハンズオントレーニングも実施する予定です。

また、利用者の反応や要望を聞き、たとえば保留時間などは改善が必要であれば変更するかもしれません。また、大容量ファイル転送機能によるファイルの受け取りに関しては、様々な使い方があるようなので試していきたいと思っています。将来的にはHENNGE Oneのメールアーカイブ機能(HENNGE E-Mail Archive)の導入も検討していきたいと考えています。

— HENNGE Oneを導入した経緯を教えてください

当社では、情報セキュリティ対策は企業としての社会的責任と企業価値の維持のために重要な経営課題として取り組んでいます。特に、お客様のセンシティブな情報を取り扱っていることから、ヒューマンエラーも仕組みやシステムを活用して減らしたいと考えています。

その上で、HENNGE Oneを導入したのには大きく3つの目的があります。導入検討のきっかけとなったのは、第一の目的でもある脱PPAP(パスワード付添付ファイル送信)対策です。

これまでは、パスワード付ファイルをメールに添付して送信していましたが、最近ではパスワード付ファイルの受け取りができない取引先が増えてきました。そもそも、添付ファイルにパスワードを設定するのは少し手間でもありましたし、送信先によってパスワードを設定したり、しなかったりという判断が必要になると、業務の効率を落としてしまうことにもなりかねません。そのような状況を解消して、安全かつ効率的にメールでファイルを送信できる環境を実現するために、「添付ファイルURL自動変換」機能を導入しました。

そして、大容量ファイルを安全かつ確実に送信できる環境を提供することで誤送信対策や情報漏えい対策を強化することが、第二の目的となります。これまで当社では、大容量ファイルを安全に送受信する商用サービスを用意していませんでしたのでHENNGE Oneの導入を契機に、会社のオフィシャルサービスとして大容量ファイル転送機能を導入することとしました。

そして、Google Workspace(Gmail)の標準機能では30秒までしか設定できない送信保留時間を任意の時間に設定することで、誤送信対策を強化するというのが第三の目的となります。

— HENNGE Oneを採用した理由を教えてください

当社の取引先でHENNGE Oneを導入している企業が多く、受信ファイルへのURLが記載されたメールを受け取ったり、大容量データを大容量ファイル転送機能でやり取りしたりすることで、当社でも導入効果が高いと感じたことがHENNGE Oneを導入するきっかけとなりました。実際に導入の検討を開始して他のサービスとも比較検討した上で、次のポイントから採用を決めました。

⚫︎ 送信元での操作も受信先の操作も使い勝手に優れている
⚫︎ サービスや企業の知名度や信頼度が高いので、受け取り側が不信感や不安を抱きにくく、安心して利用してもらえる
⚫︎ 導入実績・事例が豊富なので信頼できる
⚫︎ 脱PPAP対策だけでなく、送信保留や転送機能による安全なファイル送受信環境をワンストップで利用できる
⚫︎ コストパフォーマンスが高い
⚫︎ AWS(Amazon Web Services)基盤で運用されているので、サービスの安定性や信頼性が高い
⚫︎ ドメインごとに設定変更ができる

— 導入時に苦労したことなどはありましたでしょうか

導入検討時から利用を開始するまですべてオンラインでサポート対応してもらいましたが、不便さを感じることはありませんでした。導入時に一部、当社の環境に依存するところで設定に変更が必要なところがありましたが、迅速かつ丁寧なサポートによりスムーズに解決できました。

— HENNGE Oneの導入によって期待される効果について教えてください

送信者および受信者に面倒な作業手順を強いることなく、脱PPAP対策を実施できること。さらに、誤送信対策や大容量ファイルを安全にやり取りする環境を強化できることが効果だと捉えています。社員にとっては、メール添付にせよ、ファイル転送にせよ、ファイル送信における作業やストレスの削減という点も導入効果として大きく期待するところです。一方、管理者視点では、SaaSなので導入にかかるコストや手間をかける必要がなかったことも、重要な効果と考えています。

— HENNGEへの評価や要望、期待などがあればお聞かせください

これからもメールやファイル転送に関するセキュリティ情報や、最新動向についての情報提供などに期待しています。