手間とコストをかけず、インサイダー情報や個人情報などの情報漏えい対策を強化できました。
— HENNGE Oneの利用状況をお知らせください
当社では、全社的にGoogle Workspaceを導入し、本社部門を中心に1,100アカウントを利用しています。HENNGE Oneは、Google Workspaceの利用における「送受信メールのアーカイブ」「送信メールの自動暗号化」「送信メールの一時保留」の機能を実現・強化するために導入しています。
⚫︎ 送受信メールのアーカイブ
メールアーカイブは、万が一、インサイダー情報や個人情報の流出したと思われる事態が発生した場合、その原因が当社のメールによるものかどうかを迅速に調査できるよう、送受信するすべてのメールを3年間保管するようにしています。
⚫︎ 送信メールの自動暗号化
メールにファイルを添付して送付する際、情報漏えい対策としてパスワード付きZIPファイル形式に自動変換してファイルが送信されるよう、自動暗号化の機能を利用しています。
⚫︎ 送信メールの一時保留
誤送信対策の一環として、送信ボタンを押してしまった直後、内容や宛先などの誤りに気づいた場合に送信を取り消すことができるよう一時保留の機能を利用しています。保留時間は2分間に設定しています。保留時間が経過したメールは自動的に送信されます。
機能面はもちろん対応が迅速かつ丁寧なことから、安心してサービスを利用できると判断
— HENNGE Oneのほかに比較検討したサービスはありましたか
アーカイブの機能に関しては、Google Workspaceのオプションサービスを利用していたので比較対象となりました。また、メールの誤送信防止製品に関してもほかのベンダーのサービスと比較検討しました。
機能面を中心に、利用コスト、担当者の対応なども考慮してHENNGE Oneの導入を決定しました。
— 機能面ではどのような点を評価したのでしょうか
まずアーカイブ機能に関して、Google Workspaceのオプションサービスは日本語による検索などに対応していなかったり、保管期間が1年か10年かの2通りしか選択できなかったりしたこともあり、使い勝手が良くありませんでした。
HENNGE Oneは、HENNGEという国内メーカーが開発し提供しているクラウドサービスなので、日本語にネイティブで対応しており保管期間も柔軟に設定できるので、実用的なサービスだと考えました。
しかも、HENNGE Oneは誤送信対策に関する機能も基本的な機能が網羅されており、アーカイブと誤送信対策の機能をワンストップで利用できることから採用を決めました。
HENNGE OneはGoogle Workspaceと同様にクラウドサービスなので、システムを構築・導入するための初期費用がほとんどかからず、迅速な導入が可能な点も評価しました。
また、運用の手間もかからないので、運用コストという点においても、導入効果は高いと考えています。
— 担当者の対応に関しては、どのような点を評価したのでしょうか
クラウドサービスの場合、サービスの運用を任せているため自前での対応は限界があり、何かあったときのベンダー対応は重要なポイントになります。HENNGEの担当者の対応は迅速かつ丁寧で、また会社としても技術力の高い会社だということが伝わってきましたので、安心してサービスを利用できると判断しました。